1回20万円のバイト副業

コロナの巣ごもり消費の波に乗るビデオモデルバイト!素人でも1回20万円

ヤマグチムービーワークス⑨

山口は大学1年から「センズリ」をひたすら研究し、ポルノハブでの閲覧数を頼りに、30万のセンズリと1万のセンズリの違いを探してきました。


そしてついに山口は見つけました。意外と簡単なことでしたが、見つけるのに3年かかりました。30万どころか100万のセンズリと1万円のセンズリの違いというところでしょうか。


もちろん男のセンズリを積極的に見るのはゲイの人たちですから、ゲイ目線の必要性は言うまでもありません。ゲイの顧客ニーズに応える必要があるというのは基本中の基本。大事なのはその顧客ニーズというのは具体的に何なのかってことです。


山口が大学4年になった年の春、コロナが世界を襲いました。緊急事態宣言。外出に強い制限がかかりました。外出と言うより人と人との接触に制限がかかった。その時、奥村と知り合ったんです。30万と1万の違いの鍵を握っていたのは奥村だったんです。


もったいつけずとっとと答えを言うと、30万と1万の違いの鍵は男臭さです。


山口もよく男臭いと言われてきましたが、奥村は格が違います。山口は大学生。奥村は同じ大学生でも大人の男に見える。この差は閲覧数に顕著に出ました。なんと奥村はあっという間に100万どころか600万に達した。慌てて削除したくらいです。


ゲイは、ノンケに憧れを感じています。女が好きな男をノンケと言いますが、ノンケが女が好きである以上、ゲイにしてみれば見果てぬ夢です。でも、振り向いてくれなくてもいいから見たいという気持ちがあります。エッチできなくていいから覗き見したいという欲望があります。彼らには、女に向けて性欲丸出しの男臭いノンケの「隠れた顔」を見たいという強烈な欲望があるのです。


奥村はその隠れた顔を持っていました。山口にはどうしても出せなかった顔です。どれだけ努力しても叶わないことがあると山口は奥村から学びました。山口が何100と撮影しても達成できなかった100万の壁を奥村は1回で飛び越えてしまった。悔しかったです。でもぶん殴ってやろうとは思わなかった。当たり前ですが、ここまでコテンパンにやられると素直に負けを認めるもんです。