アダルトが儲かり続ける理由②

「やばいルートで入手したおかず」でブッこいてた親父の何が流石かというと、

親父は、よくあるエロ本やエロビに飽き飽きして、もっと刺激的な、そんじょそこらに無い、安い値段じゃ入手困難なおかずを、やばいルートを使って、結構な金額を支払って入手していたということだ。

これは、顧客の消費行動として注目すべき点である。「よくある」「簡単に手に入る」おかずで済まさず、自分の納得する商品を手間暇かけて探したということだ。

やばいルートで入手したおかずってどんなおかず？

と質問したところ、

個人が撮影した唯一無二的な画像だったらしい。おそらく男が自分の女を唆して撮影したんだろう。そしておそらく、その女は自分の画像が他人の手に渡ったなどということは知る由もなかったに違いない。そうすると確かにやばい。犯罪だ。

犯罪を犯してまでも市場に商品を流していた「その男」も相当やばい。そして相当儲けただろう。たかが自分の彼女の写真をインスタントカメラで撮影しただけで巨額の富を得たはずだ。

このように、アダルト業界というのは男の生々しい欲望を満たそうとする業界だけあって、マニアのレベルとまでいかなくても、一般人のレベルでも、じゅうぶんこだわりしつこく検索し、少しばかり金額が高くても欲しいもの、希少なものを手に入れようとする、そういう業界という認識で良いと思う。牛丼やカレーよりは遥かに強いこだわりを持って検索し探索行動をおこしている。